グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  法務に関する講演会情報 >  債権回収と法律

債権回収と法律


[浅賀 哲]
債権管理がうまくゆかず、売掛金等の債権の支払を受けられない場合の各種民事手続きについて説明する。保全、裁判、執行、調停等の各種手続きの概要、留意点について言及する。

債権回収と法律
1 企業活動と法律
 ・対外関係:契約
 ・対内関係:就業規則
2 契約
 (1) 契約の有効性
Q 書面にしないと契約は,成立したことにはならないのか。
 ・保証契約は,どうか(改正民法446条2項)
Q 見積書,納品書,請求書等は,法律上意味がないのか。
Q 収入印紙を貼らないと契約は,成立したことにはならないのか。
Q 実印を押さないと契約は,成立したことにはならないのか。

(2) 契約には,どんな種類の契約があるのか
 ・民法の定める契約は,13種類(売買・交換・贈与・消費貸借・使用貸借・賃貸借・雇用・請負
  ・委任・寄託・組合・終身定期金・和解)
Q それ以外は,契約とはいえないのか。
Q どんな契約が多いのか
  →秘密保持契約,委託契約,取引基本契約

(3) 契約書を作成するときには,どのような点に注意したらよいのか。
Q 文例集
Q 弁護士の活用法(予防法学)
Q 第1回目の取引等

(4) 契約を履行されないときには,どのような手段があるのか。
Q 内容証明郵便
Q 調停
Q ADR
Q 裁判-弁論
     証拠調べ
     判決
  執行
 ・「裁判の迅速化に関する法律」 第1審の訴訟手続は,2年以内

(5) 連帯保証契約
Q 保証契約とどこが違うのか
 ・催告の抗弁権・検索の抗弁権
Q 根保証契約のトラブル-貸金業規制法 平成11年12月改正
 ①保証契約締結に先立って保証人に保証契約の内容を説明する書面を交付する義務
 ②主債務者に対する追加貸付を実行したときはその契約内容を明らかにする書面を交付する義務